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今日はTBSで「いま、会いにゆきます」を放送するらしいんですが、その裏番組、テレビ
朝日で放送される、あのスティーブン・セガール主演「DENGEKI」の新聞見出し
に裏番組の心意気を見た。
流れ無視でねぢこむと、そこそこ人通り、車通りのある道で、犬のリードを道一杯に伸ばして
散歩させてる人がいて、もちろん危ないし迷惑だと思ったんですが、それ以上に有線サイコミュを
連想させるその姿(人+犬×2)に、笑いをこらえるのに必死でした。
やっと本論に。昨日買ってきた
- 作者: 野尻抱介
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2005/03/24
- メディア: 文庫
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ついて「SFに到達する過程」とかなんとかエラソーなことを言った気がしますが、それに
なぞらえて言えば、もう一歩目からガチSF。亜紀の一途なキャラからしてガチSF。宇宙戦艦の
艦名が科学者の名前なのもガチSF。頭の悪いことばかり言ってないで、以下ガチ感想。
前半の侵略者SF部分と、後半のコンタクトSF部分との転換が、亜紀以外の登場人物の総入れ
替えで行われていて、後半部分の主要場人物の描写がラウル以外あまりなされてないのが群像劇の
厚みを損なっていて少し残念、と思った。けれど後書きにも書いてあるように、ハードSFにおける
人物描写は、感情移入を円滑にするための補助装置的なものであってもいいらしいので、これで
いいのかも。むしろ贅肉がそぎ落とされて宇宙戦闘描写とかに萌える方にリソースを割けるって
もんです。公式サイトで発表されたラジオドラマのキャストも豪華で、期待大。ところで
「減速レーダー」は誤植ですよね?