文字数オーバーでtwitterに投稿できなかったので久し振りにこっちに。 SFマガジン10月号::新城カズマ「連作シリーズ《あたらしいもの》 雨ふりマージ」 読了。なんだろう、最初は「アタシ彼女」パロディにぶちのめされて、その後のはてな的タグ付けとかtwitt…

久しぶりのエントリーながら内容はいつものごとく思い出し笑いの話。 日曜に読んでしまった「聖☆お兄さん」(セイント☆おにいさん って読む)のおかげでニヤニヤの絶えない月曜日に。いや、今週一杯長引くかも…。 ブッダとキリストが下界でルームシェアしての…

冲方丁「マルドゥック・スクランブル -200」読了。大企業のCEOの死後、彼の親族が次々に体の血を抜かれて殺されるという事件が発生。最後の親族となった孫娘に対しで生命保全プログラム゙が発動され、ボイルドとウフコックが出動するが━━ 不定形サイボーグ対…

↑マニアはまず否定から議論に入る。 「今日の早川さん」をきっかけにして巡回先各所でSF関連の話題が盛り上がっているようで興味深い。ご存知ない方に説明しますと、名前のとおりSF読みな「早川さん」を始め、本道楽な女性達の日常を時には寄り添い時には突…

開催中のSF大会に関連して、渋谷ブックファーストの、しかもエスカレータ脇の特等席で「SF特集」と称して有名どころの文庫やハードカバーとかに加え(小川一水と神林長平の既刊はほぼ揃っていたような)、2000年1月号からのSFマガジンをズラリと並べて売ってい…

冲方先生のハイテンションな後書きがちょっと心配だった「スプライト・シュピーゲルII」読了。 前作で顔見せを済ませた3人が、人工衛星の落下をきっかけに始まる大規模テロ事件に敢然と立ち向かう今回のテーマは「力×狂気」ってところかと。同じ事件を別のキ…

SF Japan掲載の小川一水「静寂に満ちていく潮」読了。

フィクション・ゼロ掲載の小川一水「占職術師(ヴォケイショノロジスト)の希望」読了。人の「天職」が見えるという超能力を持つ紺野哨平。彼がある日テレビ局で見かけた男の「天職」とは・・・。

いきなり「お伊勢参りって一度行ってみたいんだよねー」とかって風呂上りに言ったと思えば、次の日の深夜バスで伊勢神宮に出発とか、うちの妹の唐突さ&行動力は異常。誰に似たのやら。 と思ったら、10分もしないうちに「バスのチケット忘れた・・・」と戻って…

冲方丁のスプライトシュピーゲル・オレインシュピーゲルが楽しい。主要キャラクター達のこれでもかという程の過剰なキャラ立てと、「理屈とガムはどこにでもくっつく」を地で行く無茶気味な舞台設定が全部混ざりあってステキな物語に。 機械化された者達の異…

まとめて読んだのでまとめて感想。内容はまとまっていない。 「敵は海賊 正義の眼」「永遠の森 博物館惑星」「オレインシュピーゲル」「キリンヤガ」のネタばれやも知れないので御注意。

梅雨はどこへやら、連日30℃に迫る気温に対抗してうなりを上げる冷房のせいで、真下にいる旅人はパーカーが手放せません。ホットコーヒーうまい。 やっと見た「電脳コイル」(NHKアニメ。作品の設定上、登場人物がほぼ全員メガネ状のモノをかけている。ここ注…

「小説宝石」の小川一水「煙突の上のハイヒール」読了。結婚詐欺にあうも、お金だけは持っていかれずにすんだ宿原織香が半ばヤケになって買ったのは、Mew(Man Enhancer Wing)と呼ばれる個人用の飛行機械だった。

キーボードで「すべき」と入力するところを「スケベ」と入力してしまう昼下がり。 酒乱の人方面からのオススメで読んだ 熊の場所 (講談社ノベルス)作者: 舞城王太郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/12/07メディア: 新書購入: 1人 クリック: 46回この商…

細々とasta*2月号の(小川一水の)感想。ネタばれです。

予約できました。もやしもん(4) 限定版 (イブニングKC)作者: 石川雅之出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/12メディア: コミック クリック: 28回この商品を含むブログ (107件) を見る渋谷のツタヤでは12/13日現在、予約受付中でした。ブックファーストでは…

昨日に引き続き、asta* 1月号の感想。asta*でもう一つ忘れちゃならないのがゲーム化会議が名を変えた「恋愛小説 ふいんき語り」。 今月は3人の対談内容がゲーム化対象の夏の終り (新潮文庫)作者: 瀬戸内寂聴出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1966/11/14メディ…

先週後半は特に低速回転だったので、気付いたら1週間ぶりのエントリー。asta* 1月号を入手したので、その感想など。「妙なる技の乙女たち 第三話 楽園の島、売ります(前編)」

これからSSSを見んとするので、感想が上書きされる前にSFマガジン1月号の「雪風帰還せず」について。以下ネタもばれるので注意。

実はSFマガジン12月号の冲方丁&大森望インタビューは途中(209ページぐらい)から作品内容に大きく触れていそうだったのでそれ以降は読まなかったのだけれど、どちらかと言えば先日のサイン会で冲方丁が喋っていたところと重なる部分が大きかったような。 さ…

もう、本当に寝てる+寝起きの時の自分のやる気の無さに腹が立つ。今日は書泉ブックタワーの冲方丁&小川一水のトークショーに行ってきたのだけれど、寝過ごして20分遅刻した自分がうらめしい。 会場はすでに満席で、最後列に座ることに。しゃべる声は聞こえ…

イベント当日までマルドゥックが読めないので、四畳半神話大系作者: 森見登美彦出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2004/12メディア: 単行本購入: 17人 クリック: 1,270回この商品を含むブログ (323件) を見るを読了。以下、なぜかエースコンバット3のネタば…

遅まきながらマルドゥック・ヴェロシティ 2 (ハヤカワ文庫JA)作者: 冲方丁出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2006/11/15メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 14回この商品を含むブログ (212件) を見るの感想。作者にも伝えた(と勝手に思っている)のだけれど、…

本屋への行きと帰り、2回も「占いをやってるんですが・・・」っていう人に話しかけられる。そんなに困ってそうに見えましたかそうですか。 どこの本屋かといえば、冲方丁のサイン会をやっていた池袋のリブロ。ああ、ここもasta*がおいてありましたよ。開始から4…

エースコンバットXの方は、やっとユーロファイターが出てさあこれからっていう時にマルドゥック・ヴェロシティ 2 (ハヤカワ文庫JA)作者: 冲方丁出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2006/11/15メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 14回この商品を含むブログ (21…

http://wiki.livedoor.jp/namacha2/d/%cc%b5%bf%cd%b9%b6%b7%e2%b5%a1%a1%d6%b0%c5%b7%f5%a1%d7 って思わないですかそうですか。OVA雪風のGONZOジャムも正体不明感が出ててよかったけれど、やっぱりこっちの方がナンボか飛びそうな気がして良さげじゃないで…

スクランブルとヴェロシティの関係は、また脈絡も無くたとえると、攻殻機動隊のGHOST IN THE SHELLとSTAND ALONE COMPLEXの関係だと思った。後者の前者(ややこしいけど、GOHST IN THE SHELLね)に、「刑事ドラマ」的な要素を加えて間口を広げたのが後者の後者…

新宿駅で迷ったことを悟られないように。紀伊国屋の本店に行くつもりが高島屋タイムズスクエア隣の南店に行ってしまい、そこから迷って代々木駅までたどり着く始末。 でも、目的はマルドゥック・ヴェロシティ〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)作者: 冲方丁出版社/メー…

グラン・ヴァカンス―廃園の天使〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)作者: 飛浩隆出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2006/09/01メディア: 文庫購入: 32人 クリック: 186回この商品を含むブログ (178件) を見る 何がすごいかって、五感その他を刺激しっぱなしの500ページ近…

ハードカバーの本ぐらいの大きさの、薄い雑誌。表紙に「asta*」って書いてあって、小川一水って人がSF短編の連載を書いてる。 あらすじは、超高強度炭素繊維が実用化され、軌道エレベータが地上と軌道上を往復する未来。軌道エレベータの発着場として赤道地…