http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2009/pr20090316/pr20090316.html

 これはすごいなあ。「リアルになりすぎて逆にキモイ」という「不気味の谷」状態をうまく人間側に飛び越してきている。この辺個人で感じ方は違うようだし、実際に対面するとまた別の不気味さを感じたりするのかも。

 開発もとのプレスリリースにある動画だと、お辞儀をしたときにゆれる髪の毛の「無駄さ」がロボットぽさを打ち消すのに役立っているような。あと「図2」の写真の、腰をクイっとあげたモデルポーズも「ファッションショーの一つに出演を予定している」ことを意識しているよね。

 エンタテインメント用ということだけれど、これだけ人間に近い動きができて体格も人間と変わらないレベル(158cm、43kg)だと、離れたところにいる人間の動きを伝えるテレイグジステンスなんかにも使えそうな予感。会社にかわりに出社してもらうとか。