過去にも「らき☆すた」と鷺宮神社の町起こしを題材にしたり、初音ミクをとりあげて北京五輪について考えたりと、春秋子さんがときどき思いだしたように書くアニメ・ゲーム関連の社説で電車内で噴き出す。
 今日は「アニメや漫画にも詳しい経済評論家」の言葉であるのを前置きした上で、鳩山首相エヴァンゲリオン碇シンジに例えて昨日の記者会見を「苦しくても職は投げ出さない、(中略)シンジ君も初めての戦闘に臨んで『逃げちゃダメだ』と繰り返し、必死に自分を鼓舞した。」と論評。最後には今年公開された新劇場版にもふれ、「(首相も)映画を見たら変身への勇気がわくかも」としめる。「景気悪化の二番底(セカンドインパクト)は避けてほしいところだ」、みたいなしめ方だとさすがに狙いすぎか。

 これは若い人に親しみやすい記事を装って、実はシンジ君を見守る初号機=母親からの献金て図式で皮肉ってるのか、鳩山首相碇シンジなら小沢は(立ち位置的に)ゲンドウかなあ、とか色々と妄想の膨らむ社説もめずらしい。