東のエデン 劇場版II Paradise Lost」見てきた。豊洲の映画館で見てきたので図らずも聖地巡礼なったよ!以下ネタバレもありますよ多分。



TVシリーズの最後、映画版の最後ともに感じたすっきりしなさはなんだろう。これが、「この国は目立たないところで少しづつ変わっている」という咲希の最後のナレーションにつながってるのか?どんなに劇的な展開があっても、強烈なカタルシスを得られるような社会の変化は現実はもちろんフィクションの中でも起こらないよ、ていう監督からのメッセージ的なものだったりするの?とか色々考えてしまう映画。「お客様は神様です」とか「シニカルになりすぎな今の日本人」みたいな個別の話はなんとなく納得できたけれど、一度見ただけでは伏線もメッセージも全部はわからないよねー、という感じ。とりあえずいつ何時救世主様からの振り込みがあるかわからないので、おサイフケータイは有効にしておこうと思った。