昨日とうとうこんにゃくゼリーを入手して食べる。ひたすら食べる。気がついたら一袋
まるごと(300グラムぐらい)食べちゃってたりしてる。大丈夫か、オレの腸。
 それはそうとして、7日に注文した
よくわかる現代魔法 TMTOWTDI たったひとつじゃない冴えたやりかた (集英社スーパーダッシュ文庫)
を読む。7日深夜に注文して10日の夜に手に入ったんだから、中二日か。フムン。あ、
これ以降はネタばれなんで、それでもいいって人は進んでください。







 正直5巻を読むまでは、登場人物が多く出てくる割にはなんか薄い感じがしたんですけど、
5巻できれいにまとまって大団円になってるなー、と思いました。あとあんまり関係ない
かも知れないけど、「SFが読みたい2006」の小川一水のインタビューで、



(以下「」部引用)
「SFでは設定を重視するあまり、人物がありえない行動をとるので(宇宙人を倒すために
君の恋人の血液が必要だ!→やむを得ない、どんどん使ってくれ!というような)、その、
SFならではの異様な状況に接した時の人間の心理というものをしっかり書けば、読者は
ついてきてくれると思うんです。」
(引用終わり)


って言ってたのは、この(5巻の)どうしても弓子を異世界に飛ばさないといけないって言う
状況で、世界より友達を選び、そして成功するっていうプロセスのことなのかなと。おそらく
この本の副題の下敷きになってるだろうティプトリーの「たったひとつの冴えたやりかた」で、
どーしてもそばかす娘が死んじゃうエンディングに納得できなかった人は「現代魔法」を読んで
みるといいと思う。死ぬだけが解決じゃない、人が死ななきゃ感動できないってのはどう
なんだと思う人も。あ、でもホアンさんは異界に飛ばされちゃってるわなぁ。それにゴースト
スクリプトとは言え美鎖もギルバテスも消える訳だし。主役・・・じゃないから・・・まあその
辺は置いといて・・・いいのか?どーでもいいけどイーガンが書くゴーストスクリプトは起動
した瞬間から8ページぐらいは自由意志と自己の連続性について悩むだろうな、なんて思ったり
して。あー、結局変な話に着地してるな。いつも以上にまとまってないし、もしかしたら
今日の分は消すかも・・・。