ディアスポラ読み終わりました。なんかこのバージョンで今まで読んだ中で
一番スケールのでかい話でした。「火の鳥」の、神様になって地球再生を見守る章(未来偏?)が
物語のスケールで今までの自己ベストだったんですが。なんせ一行で九百億年話が進んでますし。
あと、二百六十兆の自分が経験したであろうことに思いをはせて眠りに着くシーンなんかは、この物量が
イーガンクオリティと言った感じ。帯の「SFだけが与えうる深い感動」はダテじゃないです。
自分にもっと理系力(ぢから)があればなぁ・・・。



P.S. 最後の方のトランスミューターを追う辺りを読んでてパタリロに出てくる天翔ける
関取を思い出したのは秘密です。