■
- 作者: 飛浩隆
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2006/09/01
- メディア: 文庫
- 購入: 32人 クリック: 186回
- この商品を含むブログ (178件) を見る
あと、5日にもう頒布されていたasta*も今日中に読んでしまう。なにしろこれからマルドゥック・ヴェロシティですので。
小川一水の「妙なる技の乙女たち」は、舞台設定は前回と同じくシンガポール沖のメガフロート(軌道エレベータ基地)「リンガ」だけれど、主人公は別の人。帆船の操作には(にも)詳しくないんですが、小船の疾走感とピンチ感の伝わる内容。メガフロートの描写とか社会描写とか、フツーにSFマガジンにも載ってそうなSF具合で、これが毎月読めるんだからうれしい。
電車内ではとてもじゃないけど読めなかったのが森見登美彦の「恋文の技術」と、exciteで一時期連載されてた「ベストセラーゲーム化会議」が装いも同じく復活した「恋愛小説 ふいんき語り」。前者の「四畳半神話体系」はずっと気になっていたのだけれど、これを機に買ってみようかと思った。後者はいつも通りのことをいつも通りにやってて面白いので、ノーコメントで。