チョコの無いキットカット*1、「クリスピー物語」に付いている短編集の小林泰三「少女、
あるいは自動人形」がすごくよかった。半ば予想される展開ではあるけれど、それでも最後まで
ぐいぐい引っ張ていかれる書きっぷりがすごい。他の5作品とはちょっと毛色が違っているようにも
思ったけれど、この話が一番面白かった。他の作品については、SFびいきではあるけれど


小林泰三「少女、あるいは自動人形」
北野勇作「妻の誕生」
牧野修「押し入れ」


が個人的にベスト3。これで\294は安い。というか、ちゃんと元は取れているのだろうか?
もし出血大サービス的な企画(作家にも、メーカーにも)でないのならば食玩ならぬ食本として、
どんどんやってほしいと思う。シークレットであの作家*2が!みたいなのだったら俺はコンプリート
するまで買う。多分。

*1:まだ食べてない

*2:複数該当