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会社で英語版のウィキペディアを見ていたら、今日の「Today's featured picture」が「ウィキペディアたん」だったりして、迂闊に百科辞典サイトも見られないような擬人化社会に絶望した!(←猫を脱げば?)
ウィキペディア英語版トップページ
http://en.wikipedia.org/wiki/Main_Page
件の解説記事
http://en.wikipedia.org/wiki/Mo%C3%A9_anthropomorphism
あと唐突に思い出したのだけれど、hustさんに貸しっぱなしのアレ、気に入ったのならあげますよ?
枕の話はこれぐらいにして久方ぶりの[本]カテゴリ。現在は雪風第三部が掲載されたSFマガジン11月号を読み中。もちろん雪風は最後・・・までとっておけるのか?あと、空白期間に読んだ
- 作者: 小川一水
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2006/08
- メディア: 単行本
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について。
まるで体験してきたかのような宇宙描写が、特に甘海さんが不用意に飛び込んだ部屋で遭遇する無重力+真空の恐怖に圧倒される。あと、SFマガジンの短編で出てきたスピナール世界の前日談みたいな話も出てきて、今後これがシリーズ化するのかどうかひそかに注目。
ところで、前作の「疾走!千マイル急行」を「十五少年漂流記」とするなら「天涯の砦」は間違いなく「蠅の王」にあたると思った。小川一水作品の中では珍しく(というか初めてでは?)登場する少年少女が役に立たない上に、読んでると「うわー・・・」って言っちゃいそうになるのは、小川一水の一つのターニングポイントになったりならなかったりとか言ってみる。