毎回毎回、スタジオトークは居酒屋の雰囲気だよなぁ*1、と思っていたら、1日目(ヤッターマン)の
会は居酒屋度の高さに驚いた。「ドロンジョ様パブ」ってどれだけ酔っ払った話だよ。そういった
酔っ払い共の話についていけてない中川翔子には特に萌えなかった。逆に「アニメマエストロ」の
時間だけ眼鏡をかけるとはけしからんと思った。


 江川達也のテンションの外れっぷりが鼻についた。今回のスタジオの雰囲気は3次会ぐらいの
まったり感なのに、一人だけ1次会のテンション。いつもは解説側の岡田斗司夫がゲストなのに、
結局解説っぽい話しぶりになってたのは人選に問題があったせいじゃ?「アニメマエストロ」の
所で紹介されてた、微に入り細をうがった爆破描写とかに感動した。コマ落としで見ないと見え
ない衝撃波とか、力の入れ具合が半端じゃない。あと、江川達也が登場人物のホットじゃなさに
リアリティを感じないと言っていたが、岡田斗司夫の言ってたようにあれぐらいが現実だと思った。
少なくとも俺はあの時船の上ではそうだった。


 岡田斗司夫イノセンス=寅さん説とか、実は情けないバトーとかの話に目からウロコ。今回の
サブタイトルは「よくわかるイノセンス」だと思った。3DCGで描かれた人物が不気味に見える
不気味の谷」現象について、人間って案外相手の顔その他を見ていなくて、けれど3DCGではその
辺を考慮しないで瞳から髪の毛の毛先まで全部作ってしまうから不気味に見えるんだという論理
展開に納得しつつも、「不気味の谷」を感じているのは2Dアニメに慣れた人間だけじゃないのかとも
思う。普段二次元アニメを見ない人は案外3DアニメもOK牧場なんじゃないかと考えたが、普段
二次元アニメを見ない知り合いがあまりいない
ので本当のところはよくわからない。結局押井
監督の言うように、今は2D→3Dの過渡期だから不気味の谷が生じてるだけだ、って事なのかも。



 結論。岡田斗司夫解説へぇーだよ岡田斗司夫

*1:実際ゲストの誰かもそう言ってたし