やっとこさ
順列都市〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)
順列都市〈下〉 (ハヤカワ文庫SF)
を読み終わる。週の後半にかけてアビリティ:引きこもり を発動してたせいか、切れ切れの
読書になっていまいち全体がつかめてない感があるけど、やっぱりイーガンはすげいと思いました。
ここからはネタばれですよ。











 ランバート人の生態・社会の描写とか、オートヴァース現実がTVC現実を侵食するとかの
流れ、登場人物の葛藤とかは分かるんですけど、一度読んだだけじゃ理論面が理解できずに
読後に?感が残るのはちょっと悔しいです。話の根幹を成してる(と思ってる)塵理論って
いうのは、あるハードウェア上で走ってるセルオートマトンが充分な規模になったら、
ハードウェアに依存しないというか、物理的な形とかコードを持たずに作動できるように
なるってことですか?もう一度じっくり読み直したいんですけど、25日発売のSFマガジン600号に
向けて読書力(ぢから)をためなきゃいけないんで、棚にしまわずどこかにツンデ・・・おこうと
思います。あー、読書力(ぢから)をためるとか言っときながら
SFが読みたい!〈2006年版〉発表!ベストSF2005国内篇・海外篇
読んじゃってるんだ、そういえば。「タフの方舟」の訳者インタビューのなりきり具合が面白かったです。
基本的に自分が読まなかった作品のレヴューとか作家インタビューは読まないことにしてるんですが、
シャングリ・ラ」のは「直木賞作家養成ギプス」に引っかかって思わず読んじゃいましたよ。
ネタばれっぽいのがちらほら出てきたところでやめましたが、インタビュー面白すぎ。
ファミレスで読めない面白さ。ああー、かてて加えて読書力(ぢ以下略っときながら、
よくわかる現代魔法 (集英社スーパーダッシュ文庫)
も買ってるんだ。この、ダメ人間が!