年末年始以来の長期潜行でした。日記だけじゃなくて現実のほうでも潜行状態だったり
したこともあるのですがまあ多くは語りますまい。おととい、以前酒乱の人に壊された携帯
電話用の手回し充電器をコードを接いで直したんですが、試しにコードの配線を逆にしてみると
あら不思議、携帯電話の電源が落ちるんですよ。充電器の配線を逆にして吸電気〜ってそんな
馬鹿な。この手際が電気工学をCでとった奴の限界ですね。
 
 ちょっと書店員っぽい話をすると、四月五日に発表された本屋大賞とやらですが、ノミネート
作品はいくつかが題名を聞いたことがあったのみで、一つも読んでなかったです。選考対象が
去年出版された国内の小説、というあってないような縛りですが、エキサイトブックス
本屋大賞メッタ斬り!でも触れられているように、SFとかライトノベルが一冊も入っていないのは
なぜでしょう?SF・ライトノベルは好みが分かれて票が集中しないから、どこかの人の
ように書店ではSFとかライトノベルを読まない人を装っているから、などいくつか理由が
考えられますが、本屋大賞の趣旨は書店員が選ぶ「一番売りたい本」なわけですから売れる
ような無難な、前記サイトの言を借りれば「ツッコミどころのない」本になるのは当然かもしれない
ですね。あと、ノミネート作品十冊を読んだ上で投票するというのも、きちんとした選考に
不可欠とは言え敷居が高い気がしました。
 
 じゃあお前がすすめる本は何だって言われれば、ここ一年に自分が読んだ本では今のところ
終戦のローレライ」とか「ZOKU」なんですが、どっちも出版時期が選考対象では
ないんですよね。あんまりタイムリーな読書をしてないですね。あと、同人誌は当然選考の
対象外なんでしょうが小川一水の「Live me Me.」はすごくおすすめです。