なんなりと書いていくことにしたので、土曜日に見た「獣の奏者 エリン」の感想など。

 戦闘用の騎獣「闘蛇」の獣医師として働く母と暮らすエリン。ある日、闘蛇の仔が逃げ出す。村の掟のため罰せられそうになる母を気遣ってエリンも迷子の捜索に出かけるが・・・。

 逃げ出した仔闘蛇を探すときに、古い寝藁を嫌って仔闘蛇が逃げ出したことをエリンがつきとめるシーンがあるんですが、「藁が発酵して温かくなっていて、(発酵した)臭いがする。」みたいなことを言っていた。同じ作者の「精霊の守り人」でも、登場人物の一人が乾季のおとずれを予期して「川辺の草に産み付けられるカマキリの卵が平年よりも低い位置にある。」というようなことを言うシーンがあって、この作者の作品は自然科学知識(理科知識ぐらい?)を取り入れたような、異世界ファンタジーだけれどもSFっぽい味付けもある作風になってるのかなあと思ってちょっと興味深い。ヒロインの聡明さを表現する演出としても自然な感じがしてよかったなあと。次回以降は録画するだろうけど、いつ見るのかは未定。